臨済宗
禅 Zen 照顧脚下
Philips (Japan) 1971
PH-7513~14 (2LP) Box Set, ブックレット付き見開きジャケット, 経本
box : VG+(一部擦れ,薄い汚れ)
sleeve : VG+(一部薄い汚れ)
media : EX/EX,EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
禅文化研究所の主事を務め、哲学や心理学をはじめさまざまな観点から仏教と禅を捉えた著作を数多く残す木村静男教授監修のもと1971年にPhilipsからリリースされた、鎌倉仏教のひとつである禅宗、臨済宗の僧侶たちによる読経や仏教楽器の演奏を収録した2枚組ボックス・セット。日本最大の禅寺である京都の妙心寺派大本山妙心寺、神戸の祥福寺、京都の相国寺と大徳寺で録音された、朝の開門から読経、老子法語、献茶式、開山忌など、さまざまな行持をフィールド・レコーディングによる音で綴ったとても貴重な作品。Disc 2の全編を使用して収められた妙心寺の開山忌の経<楞厳呪>が圧巻。装丁も素晴らしく、同シリーズからリリースされた『禅 Zen 只管打坐』と同様に墨色の和紙と色紙を組み合わせた見開きジャケットに加えて、<楞厳呪>と解説が掲載された経本ブックレットが付属しています。
A1: 祥福寺 “朝の行持”
C1: 妙心寺 開山忌 “楞厳呪”