
岡田知之パーカッション・アンサンブル
打楽器の饗宴
Trio Records (Japan) 1971
PA-4010 (LP) 帯, インサート, カンパニーインナースリーヴ
sleeve : EX(角わずかに擦れ/わずかに潰れ)
media : EX-/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり,A1先頭:薄く小さな擦れによるわずかなチリノイズあり)
坪能克浩とのコラボレーション作品『天地聲聞』や菅野由弘作曲作品を演奏した『響の四季』などの名盤を残す、岡田知之打楽器合奏団による1971年リリースのアルバム。「打楽器の饗宴」をテーマに、Sirgfried Fink、Brent Seawell、Armand Russell、Sydney Hodkinson、Bobby Christianといった作曲家による打楽器作品を演奏していますが、西洋打楽器にこだわらず木魚や銅鑼、仏壇用の鐘などの法具も用いているため、エスニックな響きにアレンジされているところがポイント。小さなドラを叩いて、響きが消えないうちに水の中に入れて音を消す水中銅鑼という手法も大変興味深いです。アンサンブルのメンバーには、日本屈指のジャズ・ドラマー森山威男も参加しています。オススメ。
A1: Armand Russell “Plaisanterie”
B4: Gerald Strang “Percussion Music for Three Players”