黛敏郎
交響曲 - 涅槃・曼荼羅
Philips (Japan) 1978
PH-8536 (LP) 帯, インサート
sleeve : EX+(角わずかに擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
50年代初期にミュージック・コンクレート、電子音楽や前衛音楽を日本に紹介し、自身もそれらに影響を受けたコンポジションを数多く発表した、戦後日本を代表する作曲家/現代音楽家、黛敏郎による1978年リリースのアルバム。仏教世界を表現した一連のシリーズとして作曲され、黛最大の傑作とも言われる「涅槃交響曲」(1959年)と「曼荼羅交響曲」(1960年)を収録。「涅槃」は外山雄三指揮、「曼荼羅」は山田一雄指揮。演奏はNHK交響楽団。総勢200名に及ぶ3群のオーケストラと合唱群によって描き出した宇宙瞑想空間。電子音は一切使われていませんが、オーケストラでここまでの宇宙観を表現できることに驚愕。アートワークも大変素晴らしいです。
A: 涅槃
B: 曼荼羅