
Vinko Globakar
Discours II / Sequenza V / Solo fur Melodie-Instrument Mit Ruckkopplung / Consecuenza Op. 17
Deutsche Grammophon (Germany) 1969
137 005 (LP) コーティングジャケット
sleeve : EX+(角軽い擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
ドイツの名門レーベルDeutsche Grammophonから1969年にリリースされた、New Phonic Artの中心人物であるスロベニア系フランス人作曲家/トロンボーン奏者のVinko Globakarによるアルバム。自身を含む4人の現代音楽作曲家の作品を収録。Globakarの作曲によるA1は、即興と音響効果的要素が大胆に取り入れられた非常に興味深い作品。イタリア人作曲家のLuciano BerioによるA2は氏が長年を通じて作曲に挑んだ独奏楽器と声による作品「Sequenza」の第5作品。Karlheinz StockhausenによるB1は旋律楽器と電子変調によるフィードバックを用いた作品で、芯のある太い電子音が刺激的。フランス人作曲家のCarlos Roque AlsinaによるB2はトロンボーンのための独奏曲で、こちらも発声の要素が散りばめられています。全編聴くと非常に統一感があります。
A1: Vinko Globakar “Discours II”
B1: Karlheinz Stockhausen “Solo fur Melodie-Instrument Mit Ruckkopplung”