法竹吹定 海童道宗祖
海童道
Philips (Japan) 1971
PH-7510 (LP) 見開きジャケット
sleeve : EX-(SRW,側面一部/角擦れ,薄い汚れ)
media : EX+/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり,B:再生音に影響ない薄いスリキズ1本あり)
独特の哲学と奏法で「海童道」というスタイルを自ら確立し、武満徹や民族音楽学者の小泉文夫らによって高く評価された竹笛奏者、海童道宗祖による1971年リリースのアルバム。こころの在り方を鍛えてそれによる境地をあらわす「実践哲理」の道を礎に、法竹と呼ばれる楽器(器)を吹く行為によって技行と精神の有形無形がひとつになった作用を目指すところは、海童道のすべての作品に共通するもので、本作では他の宗派でも演奏される「鹿の遠音」をはじめとする道曲を8曲収録。見開き内の解説で道曲における「前衛音楽」「前衛哲理」について記されていて大変興味深いです。
A2: 山越
B1: 鹿の遠音