Wiener Art Orchester
Tango from Obango
Art Records (Austria) 1980
1002 (LP)
sleeve : EX-(側面一部/角擦れ)
media : EX-/EX-(わずかにチリノイズが入る箇所あり,A2/B2:再生音に影響ない薄い擦れあり)
スイス・チューリヒ出身のコンポーザーMathias Rueggによって1977年に結成され、2010年まで活動を続けたエクスペリメンタル・ビッグ・バンド、Wiener Art Orchesterによる1980年リリースのアルバム。Werner Pirchner、Wolfgang Puschnig、Herbert Joos、Harry Peplをはじめ自身の活動でも秀作を残すジャズ・ミュージシャンが多数参加。エスニックな情緒と現代音楽的要素を含みながら大道芸的な軽やかさで楽しく展開するタイトル曲A1、キャバレーのビッグ・バンドのような佇まいのなかにアヴァンなセンスを覗かせるA2、富樫雅彦とも共演作を発表しているアメリカ人女性ヴォーカリストLauren Newtonの変幻自在なヴォイス・インプロヴィゼーションにもっていかれるB1、Herbert Joosによるミスティックなフリューゲルホーンが素晴らしいB2と、全編非常に楽しめます。