山岡優子
Sonata for Piano
Toshiba Records (Japan) 196x
JLC 5005 (LP) 赤盤
sleeve : VG+(PCOC,TEOC,側面一部/角擦れ,汚れ)
media : VG+/VG+(薄い擦れ/薄いスリキズによるわずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズ/軽いプチノイズが入る箇所あり)
桐朋学園大学やフェリス女学院大学で教鞭をとり多くの更新を育成した日本人ピアニストの山岡優子によるアルバム。当時積極的に演奏した三善晃や矢代秋雄の作品を収録し、本作では両名によるピアノ・ソナタを演奏しています。三善によるA面は3つの楽章で構成され、後半では半音階の図線を全音階に広げる手法が取られています。矢代によるB面も3つの楽章で構成され、ベートーヴェンの<ピアノ・ソナタ作品102>に多くの精神的影響を受けているとのことですが、いずれも懐古古典主義からは遠く逸脱した自由な発想による作品となっています。
A1: Akira Miyoshi “Sonata for Piano - Alegro Adajo”
B2: Akio Yashiro “Sonata for Piano - Toccata, Alegro Ritomico”