岡真史, 高橋悠治, 中山千夏
ぼくは12歳
Denon (Japan) 1978
OX-7115-ND (LP) 帯, インサート
sleeve : VG+(裏面薄い汚れ)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
ガイドブック『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』掲載。1975年に投身自死した少年、岡真史が残した詩に高橋悠治が音楽をつけ、中山千夏が歌った1978年リリースの傑作アルバム。高橋悠治と佐藤允彦がシンセサイザーを演奏するほか、鈴木重男、寺川正興、豊住芳三郎らがライヴ・インストゥルメンツで参加。矢野顕子もアルバム『Brooch』でカバーしたA6やB2をはじめ、朝鮮音楽のリズム型であるチャンダン、朝鮮民謡のメロディーにもとずいて作曲され、パーカッションのプリミティヴなリズムに軽やかなフルート、Korgポリフォニック・アンサンブルをはじめとするアナログ・シンセサイザーによるサイン・ウェーヴのメロディ、そして中山千夏の表現豊かなボーカルが岡真史少年の独創性溢れる詩の世界を生き生きと表現した大変素晴らしい作品です。
A4: ゴットン・ゴロン
A6: 小まどから