高橋悠治
シンセサイザーによる《フーガの[電子]技法》
Colombia (Japan) 1975
OQ-7298-N (LP)
sleeve : VG+(SRW,SPSE/TOC:背面及び天面裂け/テープ補修,側面一部/角擦れ,汚れ)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
Iannis Xenakisのもとで音楽理論を学び、一柳慧、武満徹らと並び世界的に活躍する現代音楽家/作曲家/ピアニストの高橋悠治による1975年リリースの傑作アルバム。J.S.バッハの<フーガ>BWV-1080から、コントラプンクトゥスのI、IV、X、IX、VIII、XI、XVの7曲を選び、全編Moog-Type 55と名機EMS-Synthi 2を駆使して16チャンネル・テープにレコーディング。バッハを電子技法によって再構築した意欲作にして驚愕作。ピュア・エレクトロニクスの音波が脳を浄化してくれます。ジャケットに書かれた「音楽はだれのものでもない。音符をたどることでも、作曲家の意図にしたがうことでもなく、なにかを発見することだ」という高橋悠治のメッセージが胸に突き刺さる名盤。
A3: Contrapunctus III
A4: Contrapunctus IX
B2: Contrapunctus XI