Atrium Musicae de Madrid direction Gregorio Paniagua
Tarentule ~ Tarentelle
Harmonia Mundi (France) 1976
VIC-28123 (LP) Original pressing, 見開き/コーティングジャケット
sleeve : EX-(一部薄い汚れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
スペイン・マドリッド出身の古楽奏者にして古楽研究の第一人者であるGregorio Paniaguaによって1964年に結成された古楽合奏集団、Atrium Musicae de Madridよる1976年リリースのアルバム。アラブや地中海の古典音楽を現代音楽に落とし込んだスパニッシュ・コンテポラリー/ニューエイジ・シーン立役者のひとりである実息のLuis Paniaguaやその兄弟であるEduardoらがメンバーとして参加しています。本作では音楽学者のみならず医学士としての素養も持つPaniaguaならではの視点で、イタリアの舞曲である＜タランテラ＞を題材に取り上げ、自身の研究対象であるアンダルシアのフォルクローレのフィルターを通して独自の音世界に昇華しています。初期フランドル派の異彩画家Hieronymus Boschの名画『快楽の園』をアートワークに採用しているところも意味深。オリジナル・フランス盤。
B7: Ballet Des Sorciers
B9: Nana Andaluza