
Egberto Gismonti
Carmo
EMI-Odeon (Brazil) 1977
31C 064 422830D (LP) Original pressing, 見開きジャケット
sleeve : EX(SRW)
media : EX-/EX-(薄いスリキズによるわずかなチリノイズが入る箇所あり)
ブラジルが生んだ天才アーティストEgberto Gismontiが、自身のルーツでもある街Carmoをテーマに、Robertinho Silva、Valdecir、Luiz Alves、Mauro Senise、Nenem、UbiratanからなるグループAcademia de Dancasを率いて製作した1977年リリースの傑作アルバム。後に創設するGismonti自身のレーベル名ともなる故郷、リオデジャネイロのカルモをタイトル名に掲げ、ソリッドなビート感が際立つリズム・セクションをバックにGismontiの高速ピアノが疾走するA1、同年にECMから発表された名盤(跳ねるようなパーカッション・ビートと鋭角なスラップ・ベースにカラフルなヴォーカル/コーラスが心地良いB3をはじめ、思わずカラダが動き出してしまうようなグルーヴ感と郷愁感溢れるサウダージ感覚が、異次元レベルで融合したプログレッシヴなサウンド。すべてのジャンルを超越したGismonti以外にはありえない独創的な世界。文句なしにレコメンデッド。
A1: Baiao Malandro
B1: Raga
B3: Calypso