Om Kalsoum
Wa Maret el Ayam
Sono Cairo (France) 1971
SC 22 131 (LP) 片面コーティングジャケット
sleeve : EX(角わずかに潰れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1930年代に表舞台に登場以降、アラブ音楽界においてFairuzとならびもっとも知られ多くの人に愛されたエジプト人女性歌手、Om Kalsoumが1971年に発表したアルバム。1970年の作品で、作詞はMa’moun El Shenawy、作曲はMohamed Abdel Wahab。1960年代後半から70年代初頭にかけての様式を象徴する晩年のKalsoumを代表する大作のひとつで、古典アラブ歌謡の重厚さと、より現代的で洗練されたオーケストレーションを融合した時期の中核にある代表曲。両面をフルに使用した三部構成の長編歌曲で、第二部にはWahabが旅先で耳にしたリビアの歌の要素を取り入れたとされています。編成面でも伝統的なアラブ楽器中心ではなく、ギターやアコーディオンを加えたオーケストレーションが特徴で、古典歌謡を保ちながらも、都市的で映画音楽的な広がりを感じさせます。大推薦。