Friedrich Gulda
Message from Gulda I
MPS Records (Japan) 1980
ULS-3181 (2LP) 見開き/テクスチャージャケット, 帯
sleeve : EX+(角わずかに擦れ)
media : EX/EX,EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1950年代初期より第一線で活躍し、スタンダード/モダン・ジャズ畑でありながら、1971年作『Fata Morgana』や1977年作『Nachricht Vom Lande』など、スペーシーかつカオティックなコスミック・ジャズ名盤を残しているオーストリア・ウィーンを代表する名ジャズ・ピアニスト/コンポーザーFriedrich Guldaによる1979年発表のアルバム。自身のオリジナル・スコアとJ.S. Bachの「フーガ」や「イタリア協奏曲」を取り上げた作品で、A面は全曲クラヴィコード、B面はピアノによる演奏。ピアノの演奏は言わずもがなですが、クラヴィコードで演奏した自身の楽曲のポテンシャルが凄まじく、まるでエフェクトを効かせたエレクトリック・ギターにような恍惚のパフォーマンスに持っていかれます。ジャンルの壁は完全に崩壊。