Om Kalsoum
Hakam Aleena el Hawa
Sono Cairo (France) 1974
SC 22 143 (LP) 片面コーティングジャケット
sleeve : EX-(WC,角わずかに擦れ/わずかに潰れ)
media : EX-/EX-(薄いスリキズによるわずかなチリノイズが入る箇所あり)
1930年代に表舞台に登場以降、アラブ音楽界においてFairuzとならびもっとも知られ多くの人に愛されたエジプト人女性歌手、Om Kalsoumによる1974年リリースのアルバム。1973年の作品で、作詞はAbdel Wahab Mohamed 、作曲は Baligh Hamdi。多くのKalsoum作品は人間のドロドロとした感情や情念を描いたものが多いと言われますが、本作はとくに宿命的な恋愛観が描かれているとされ、Kalsoumは録音時にはすでに高齢で、かつ病中だったものの、作曲家のHamdi はその条件下でKalsoumの声を若々しく響かせることに成功したと評され、古典的アラブ歌曲のスタイルをアップデートし、その余波が1970年代アラブ音楽や後年のポップ・タラブにまで及ぶ、先駆的な作品であるとも言われます。