
Edicao Brasileira
Lua
Bemol (Brazil) 1988
BMLP221 (LP)
sleeve : VG(RW,WD,角擦れ,シワ,色あせ,カビ)
media : EX-/EX-(薄い擦れによるわずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり,軽いプチノイズ数回あり)
Mauro Rodrigues(fl)、Lincoln Cheib(dr)、Ivan Correa(b)、Bento Menzes(g)からなるブラジルのマイナー・ジャズ・カルテット、Edicao Brasileiraが1988年に残した唯一のアルバム。Nivaldo Ornelasがゲスト参加し。ウェットに響きわたるパーカッションの細やかなリズムとまろやかにグルーヴするベース・ラインのうえで柔らかに浮遊するフルートのアンサンブルがこのうえなく気持ち良いエスニック・ジャズA1、テンションを抑えた繊細なリズム・セクションとシンセ・パッドのようにアトモスフェリックなタッチで空間を漂うエレクトリック・ギターやオーガニックなフルートがしっとりと染みてくるA4など、ドイツの名門インディペンデント・ジャズ・レーベルECMからリリースされていてもおかしくない、非常に洗練された世界観のコンテンポラリー・ジャズを披露した秘境的名盤。音質もすべからくソフトでマイルド。2006年にCD化されているようで、世の中には耳の肥えた人たちがいるものだと感心しますが、この手の音楽はぜひアナログで聴きたいところです。ジャケットのコンディションがよろしくありませんので、ご了承ください。