
Groupe Yonin No Kai
Japon 4 - Jiuta
Ocora (France) 1986
558 575 (LP) 見開きジャケット
sleeve : VG+(側面一部/角擦れ,薄い汚れ)
media : EX/VG+(わずかにチリノイズが入る箇所あり,B1:薄いスリキズによる軽いプチノイズが断続的に入る箇所あり)
フランスの民族音楽/現地録音作品の名門レーベルOcoraの<Japon>シリーズの第4弾として1981年に発表されたアルバム。尺八奏者の二代目北原篁山によって1957年に結成され以降、国内のみならず海外でも数多く公演し、邦楽の魅力を世界に発信し続けたグループ、邦楽4人の会による地歌の演奏を収録。本作は北原篁山(尺八)、後藤すみ子(箏,三味線)、高畑美登子(箏)、角井節子(歌)の編成。A1は地歌のなかで現在最も演奏される手事物のひとつで、虫の音を表現した箏、三味線の調子とともに歌がゆったりと浮遊する前半から、テンポがあがる中盤を経て、ひたたびゆるやかな終焉へと向かっていきます。B1は光崎検校作曲、蒔田雁門作詞の地歌で、歌詞は中国唐の詩人白居易によって作られた漢詩を日本語訳したものを題材としているとのこと。こちらも箏のゆるやかな旋律とともに風情溢れる歌が印象的な1曲。
A1: Yaegoromo
B1: Akikaze no Kyoku