
Heilmut Semmeldroll
Farben fur den Winter
Gerryland Records (Germany) 1987
777 (LP)
sleeve : EX(角1ヶ所軽い潰れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1981年にモダン・クリスチャンミュージックのシンガー・ソングライターSiegfried Fietzとの共演作を発表している以外に主だった経歴が見当たらない、ドイツ・ヴュルツブルク身の超マイナー・フォーク・グループ、Heilmut Semmeldrollが1987年に残した唯一のアルバム。ギター、マンドリン、サックス、ウッドベース、パーカッションといった楽器によるアコースティック・アンサンブルで、牧歌的なフォーク・ミュージックを披露していますが、インド音楽の影響を受けたA5、クロスオーバー的アプローチを取ったB1、Mackey FearyやKalapanaといったアーティストに代表されるハワイアン・グルーヴを思わせるB2などドイツのマイナー・ミュージシャン特有の折衷主義的な感覚が随所に感じられる面白い作品。
A5: Ravi Shankar Reitet Zur Ponderosa
B1: Kronach
B2: Don't Cry Behind The Moon