Nando Carneiro
Topazio
Visom (Brazil) 1988
LPVO 019 (LP)
sleeve : EX(角軽い擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
Egberto Gismonti主宰レーベルCarmoやアメリカのニューエイジ・レーベルWindham Hillsなどにも作品を残し、1990年代にはEgberto Gismonti GroupやTrio、A Barca Do Solのメンバーとしても活躍したブラジル人ヴィオラ奏者のNando Carneiroが、リード奏者David GancとパーカッショニストのMingoとともに録音した1988年リリースのアルバム。ヴィオラの微細なアルペジオとマイルドなパーカッションの美しいアンサンブルからはじまり、フルートやシンセサイザーの軽やかなメロディが導入されながら様々な展開を経て感動的に終焉を迎えるA2、ウェットなタブラのリズムに浮遊感のあるフルートとアコースティック・ギターの旋律がアーシーに絡むB3など、透明感のあるアコースティック・アンサンブルをはじめ、エレクトロニクスを大々的に導入したエクスペリメンタルな楽曲まで、Gismontiにも通じる独創性溢れるクロスオーヴァー・ニューエイジ・ミュージックを展開した作品。大推薦。
A2: Verao de 74
B4: Peregrino