本田竹曠
It’s Great Outside
Flying Disk (Japan) 1978
VIJ-6014 (LP) インサート
sleeve : EX+(天面一部/角ごくわずかに擦れ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
1960年代より活動を開始、1973年に渡辺貞夫のグループに参加し頭角を現したジャズ・ピアニスト、本田竹曠による1978年リリースの傑作リーダー・アルバム。前作『Another Departure』に続きニューヨークでレコーディングが行われ、増尾好秋(g)のほか、Steve Jordan(dr)、Anthony Jackson(b)、Cornell Dupree(g)、Will Boulware(og)といった海外勢が参加したセッション作品。同年に結成したNative Sonではグンとチージーなフュージョン色が強くなりますが、本作はレゲエやブルースの要素を取り入れたり、ファンク・フィーリングのあるクールなジャズ・グルーヴを披露した秀逸な内容。都会的なセンスでレイドバック・サウンドを聴かせてくれるNYジャズ・ファンクB1、レゲエとブルースが融合したようなアーバン・グルーヴがなんともカッコいいB3がなかでも大推薦。