高橋悠治
バッハの世界
Denon (Japan) 1973
OX-7033-ND (LP) 帯, インサート
sleeve : EX(ごくわずかに色あせ)
media : EX/EX(わずかにチリノイズが入る箇所あり)
Iannis Xenakisのもとで音楽理論を学び、一柳慧、武満徹らと並び世界的に活躍する現代音楽家/作曲家/ピアニストの高橋悠治によるバッハ作品の演奏を収録した1973年リリースのアルバム。「ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV 1052」「ピアノ協奏曲第5番へ短調BWV 1056」「ピアノ協奏曲第4番イ長調BWV 1055」を、東京バッハ・プレイヤーズによるストリングスとともに演奏しています。1976年刊行の自身による著『音楽のおしえ』でも言及された「失敗者としてのバッハ」についてはこのレコードの解説に掲載されています。なにをもってこの作品の演奏と録音に挑んだのか。第1番と第4番の第2楽章でエレクトリック・ピアノが使われていることも興味深いです。