高橋悠治
Yuji plays Bach
Deutsche Grammophon Educational (Japan) 1976
ME5001 (LP) 帯
sleeve : EX(一部薄く小さな汚れ)
media : EX-/EX-(わずかなチリノイズ/一部軽いチリノイズが入る箇所あり)
Ianinis Xenakisに師事し、1970年代前半より第一線で活動を続け、坂本龍一にも大きな影響を与えた日本を代表する現代音楽家のひとり高橋悠治が、Deutsche Grammophonのエディケーション部門から1976年にリリースしたアルバム。言わずもがなバロック期の最重要作曲家であるJohann Sebastian Bachの「カンタータ」「マタイ受難曲」「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」などをピアノ作品用にアレンジしたもので、A1/A6は高橋が自ら編曲し、A2/A5はWilhelm Kempff、A3はMyra Hess、A4/B1/B2はFerruccio Busoniが編曲したスコアを演奏しています。Bach自身が秀でたアレンジャーであったのと同様に、Bachの作品もアレンジによってその表情が変わるところが特徴的。それにしても素晴らしい演奏です。
A3: Jesus bleibet meine Freude
A5: Herzlich tut mich verlangen